【上司と縁切りのため退職】私は転職できるし、彼らよりずっと社会的有利だとわかった

【上司と縁切りのため退職】私は転職できるし、彼らよりずっと社会的有利だとわかった

【性別】女性
【年齢】(縁切りできた当時)
47歳
【職業】(縁切りできた当時)
会社員





【縁切りした人】
職場の上司。
【その人の年齢】
56歳
【縁切りした人の人柄】
見た目は背の高いハンサムな人です。
ちょっと髪がなくて太目ですが。
IT技術者でよく勉強されていて、職人肌です。
得意は将棋で職場にもたくさん将棋の本がありました。
そのせいで会社の物を置く場所がなかったのですが。
IT技術者に特有ですが、夜仕事を集中して行うようで、昼夜逆転していました。
変人なので周囲、特に男性からは好かれていて、顧客にはファンも多かったです。




【嫌な部分と実害】
上司は小さい会社の社長でした。
職人気質の技術者なので、社長が興味がない労務管理や資金管理など運営に必要な業務は全て私が行っていました。
創業から7年たって人員増員に向けて社長が労務管理を理解したいと言い出したので、私が資料作って説明しました。
でも全く理解せず文句ばかり言われました。
しまいに「君は何もやっていない」と言い捨てられました。
昼夜逆転してマイペースな社長のかわりに創業から会社の体裁を整えて、お金のことわかっていない社長のかわりに資金が底をつかないように奔走し、期日に間に合うように支払いして、顧問税理士を始め社内外から「あなたがいないと会社つぶれる」と私は言われているほどだったのにです。
また、社長から妻に君の仕事を渡しなさいと言われました。
でも、社長夫人は20年以上主婦で、会社勤め経験のない人です。
パソコンも使えません。
給与明細書も見たことがないそうです。
その人が私と同等のことができる思われていたこと自体、ショックでした。
私の努力も仕事の責任にも何一つ理解していないと思って、失望しました。
案の定、奥さんは仕事をひとつもできません。
プライドが高いので私の指示には必ず反発してくるので、話になりません。
優先順位もわからないので、自分の思いつきで雑務を命令してきます。
キッチンの片付けとか。
忙しいのでできませんというと、不機嫌になります。
男性職員には媚を売り手作りお菓子を配ります。
私は奥さんのせいで残業が増えすぎたので、社長に言いましたが、「妻はちゃんとやっている。
君と合わないだけだろう。」
と言い、ますます私の話を聞いてくれなくなりました。




【決定的な出来事】
徐々に嫌いになったのですが、総務部長だった私に何も言わず人事を勝手に動かしたことで、大嫌いになりました。
社長だから好きにやって当然、責任は私がとると言い出しましたが、何もできない奥さんが私の仕事こなせると思うほど、身内に甘く見る目のない社長が、今後人事を好き勝手するのかと思うと、ここで働き続けるのは耐えられないと思いました。
やはり社長が独断でスカウトした人々はいまいち使えない人材ばかりでした。
決定的だったのは女性技術者です。
私は元技術者で、大学院卒です。
創業からいたので少ない給料でもがんばってきました。
社長が好んでつれてきた、高卒のプログラマー志望の若い女の子がいました。
事業が科学技術に直結しているので、大学での学問経験がなくプログラミング技術だけでは業務はこなせないと思ったのですが、その子に私より高い給料を提示しました。
その瞬間もう辞めるしかないと思いました。
創業から一緒に仕事していたので、退職願を出した時は涙ぐんでくれました。
でもほだされるわけにはいかないと思いました。




【当時の心境】
社長の理不尽さに腹が立って、眠れない日が何日もありました。
ただ、社長は昼夜逆転しているので、出社すると私が帰宅するなどして顔を合わせないようにしてしのいでいました。
ほかの同僚がいい人ばかりだったのと、創業からいて仕事に愛着があったので、社長夫妻に我慢して勤め続けたいと思って無理していました。
ただ、夫人のパワハラで鬱っぽくなったり、生理が乱れたり不調が続いたので、長くてもあと3年程度かなと思って、信頼できる同僚たちに相談しながらがんばっていました。




【相談と助けてくれた人】
創業仲間の同僚3人には交互に相談していました。
2時間話し込んだりなどもしたし、お昼に外で相談したり、コロナでは公園で散歩しながら話をきいてもらうなどしていました。
ただ、社長だからしかたない、私がスルーするしかないと諭されました。
だから辞めるしかないなと決断できました。




【縁切りのための行動】
退職で一番やっかいだったのは引継ぎです。
私は創業からいて、社長が理解しない、能力的にできないこと全てを担当していました。
労務に会計、補助金申請手続き、給与の支払い、人事手続きに業務管理、銀行や税理士対応です。
ものすごい量でした。
業務自体もいくつか担当していて手間のかかる仕事が多いので、1か月で1人や2人に引き継ぐのは無理だと思いました。
新しく入社した人たちは社長が連れてきたとはいえ、奥さんほどひどい人材はいなかったので、面倒な経理関係や、保険の説明を何日か時間とって説明するとわかってくれました。
業務関連は信頼できる同僚たち数名にミーティングの時間とって引継ぎをしました。
ただ、1か月ぎりぎりだし、私の顧客には挨拶にも行かないとなりません。
それなのに社長が「引継ぎにそんなに時間かけなくてもいいのでは?」と言い出しました。
会社をまわすための仕事なのに、わかってないにもほどがあると、むかついてなりませんでした。

【決意してから縁切り成功までの期間】
1か月です。
会社なので私が自分で整備した就業規則に従い退職しました。




【縁切り成功のきっかけ】
2019年、社長が夫人に私の仕事を渡しなさいと言い、私は腹も立ち、メンタルもおかしくなって、「あと3年で辞めよう、でも引継ぎどうしよう。」と悩み始めました。
2020年、社長が相変わらず夫人に私の仕事をさせたいと、仕事に口だしてきましたが、内容を理解していないので必要なことを無視したり、二度手間を強要したりで、私はこれは異常だと同僚たちに相談を始めました。
同僚は社長だからしかたない、サポートしてあげてと私を諭しました。
2021年、仕事が膨大に増えたのに、社長が相談もなく私の仕事が増える人事を断行しました。
これはつぶされると思って、引継ぎ資料を作り、でも社長夫妻の引継ぎ資料だけは作らずに、時間ぎりぎりで退職願を出しました。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
退職して8か月です。
退職金が遅れたので、会社の後任事務とは連絡をとっていました。
また、親しかった同僚たちとまで縁は切りたくないので、社長夫妻の話はたまに耳に入ります。
ますますわがままは増え、奥さんは会社で威張っているらしいので、本当に辞めてよかったです。
あんな人たちに人生すり減らされずよかったと思っています。




【縁切り後の生活】
収入は減ったけれども、前職の経験生かした仕事があっさり決まりました。
新しい上司は話が通じるのでよかったです。
前職の関係者と話す機会がありましたが「あの社長夫妻なら、辞めたくなるかも」と言っていたので、同僚たちは社長いい人と崇拝していましたが、私の感覚は一般的に普通でよかったと思いました。
時間もできてストレスが減って健康になりました。



【当時の自分へのアドバイス】
まだ思い出してはむかつくことがあります。
でも、要するに社長には私の能力をはかれるだけの理解力がなかったのです。
社長は奇才でも変人だし、奥さんは極端に仕事できないのでよそでは勤められないことを考えても私のほうがずっと優位ではあります。
社長が「時間かけなくていい」と言った引継ぎも、同僚たちは社長を無視して最優先にしてくれたわけで、私の価値は社長以外は全員わかっていたわけです。
スキルアップもして、条件いい転職もできるので、決断してよかったよ。