職場の上司(妻子持ち)と不倫。縁を切る決意をしたら、これまでの悪い“ムード”も断ち切り、さっさと新しい人生の幕を開けましょう!

職場の上司(妻子持ち)と不倫。縁を切る決意をしたら、これまでの悪い“ムード”も断ち切り、さっさと新しい人生の幕を開けましょう!

【性別】女性
【年齢】(縁切りできた当時)
31歳
【職業】(縁切りできた当時)
編集プロダクション社員でした。





【縁切りした人】
勤務先の上司(編集プロダクション社長)。妻子のいる人でした。
【その人の年齢】
36歳
【縁切りした人の人柄】
外見はダンディでスマートで、いわゆる「仕事ができる男」で、編集プロダクションは多くの大手クライアントの仕事を抱えていました。
彼はリーダーシップがあり、社員に彼の批判をする人がほとんどいないのも記憶に残っています。
入社して3カ月、本採用が決まった頃から、週に2回ほど晩ごはんに誘われるようになり、関係ができました。




【嫌な部分と実害】
彼は私をよく銀座のクラブに連れて行ってくれました。
そのような経験がなかった私には新鮮でとても興味深い世界に感じられました。
ただ、じょじょに気になり始めたことがあります。
それは、彼がクラブのホステスさんたちととてもスムーズにコミュニケーションしていることで、1人ひとりのホステスさんの個人的な話までよく知っていること。
ときどき、彼が席に集まるホステスさんたちのすべてと関係を持つ“共有物”なのかと疑うこともありました。




【決定的な出来事】
店に連れていかれるたび、彼がどのホステスさんとも親しいことが気になっていました。
しかもクラブは1つだけでなく、複数ありました。
いちばんいやだったのは、彼がホステスさんと内緒話のような身振りをして笑いあうシーンでした。
クラブの雰囲気は興味深かったですが、自分のすぐそばで彼がそれをしていると、たまらなく悲しくなり、怒りすらも湧いてくるのでした。
なぜ、彼は私をクラブに連れていくのか…取り残されたような気持ちになることもしばしばでした。




【当時の心境】
仕事上、学ぶことがたくさんあった彼の存在。
さまざまな意味で、彼は包容力のある大きな人だったと今でも思います。
ただ、彼を独占しようと考えるのは諦めたほうが良いのだ…と、付き合ううちに理解するようになりました。
そう、あのホステスさんたちと同じように、「複数恋愛、性的関係も含めて豊かな人」のイメージ…私には、当時はとても大人な事に思えました…どうして?なぜそんなつきあいができるの?当時の私の心境はかなりドロドロしたものでした。




【相談と助けてくれた人】
会社の同僚に同性で親しくなった人はいましたが、彼とのことは退社後まで話せませんでした。
30歳過ぎて周囲は結婚して子どものいる人も多かったですし、「妻子ある人とつきあっているんだけど・・・」のような恋愛を相談できる友人知人はいませんでした。




【縁切りのための行動】
仕事は面白くなってきたしクライアントからの評価をもらえるようになってきたから途中でやめるわけにはいかない。
彼も私を評価してくれている。
私の場合、仕事と恋愛がほぼ合体してドロドロと絡み合うかたちになっていたため、どうそれらを解いていくかを悩まざるを得ませんでした。
とはいっても、恋愛面で、自分にたいして誠意のない相手に苦しめられながらズルズル関係を続けることほど愚かなことはないと思います。
考えに考えて出した結論は、彼の会社を退社し、同時に彼との関係を清算する(縁を切る)ことでした。
急にやめることはクライアントにも彼にも迷惑がかかりますが、そんなバランスを計っていたらいつまで経ってもドロドロから逃れることができないと、「退職願」を書くことにためらいはありませんでした。

【決意してから縁切り成功までの期間】
「もう我慢の限界。
彼と縁を切りたい」
と感じたのは、銀座に連れて行かれてから半年後くらいでした。




【縁切り成功のきっかけ】
当時、彼とのことと仕事は私の生活の中ですべて一体化して繋がっているかのようでした。
一つとして切り離せないその中で、彼と別れてこのドロドロの状態を収束させるにはどうしたらよいのか?前に進んでいきつつあったのは、仕事でした。
クライアントも増え、仕事は面白くなってきていました。
が、この際、彼の会社を辞め、彼との付き合いも、そこでおしまいにしよう。
彼と、彼の会社で進んでいきつつあった仕事への未練も断ち切り、新しい職場を探そう。
長い期間ではなかったけれど、編集業務もひととおり覚え、もうたいていの編集プロダクションならやっていける力も身についたという確信も出来ていたため、退職までのあいだに、新たな仕事探しをスタートさせました。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
彼と縁を切ってから、20年あまり経過しました。
社内では私たちのことに気づいている人もいたと、退社後の現在も時々会う同僚の女性に聞かされましたが、そんなことはどうでもよかった。
彼のプロダクションは出版不況の影響から規模こそ縮小したものの、会社は健在で話題になる本に数多くかかわっているようです。
でもそれとこれとは正反対。
彼は遠くから見ているほうがよかった人だったのです。




【縁切り後の生活】
編集プロダクションの退社と、電話番号を変更して彼からの連絡を絶ったのはほぼ同時期でした。
彼が私の部屋に来ることは一度もありませんでしたし、仕事の慰留は残念でしたが、「これからも二人で会おう」の言葉はありませんでしたから、逆に私は単なる遊び相手だったのだと確信出来てスッキリした気分でした。
その後に入社した会社で新たな男性と出会って彼の誠実さにほだされ、結婚してからは、当時の“ドロドロ”を懐かしく思い返すくらいで、彼に会うことは二度とありませんでした。



【当時の自分へのアドバイス】
彼があなたに誠意のない男だということに気づき、彼から別れる決断をしたあなたは、意外に賢かったのですね。
今思えばあなたは、彼と付き合う間に“男を見る眼”を養っていたともいえます。
彼にとってあなたが“遊び相手”なら、あなたにとって彼は“踏み台”だったというわけかもしれません。
それがあったから、あなたは今の人(夫)と出会え、そして彼の誠実さに気がついたのです。