上司の奴隷として生きていた日々と決別し、自分のしたいことで生きていく

上司の奴隷として生きていた日々と決別し、自分のしたいことで生きていく

【性別】男性
【年齢】(縁切りできた当時)
26歳
【職業】(縁切りできた当時)
会社員





【縁切りした人】
会社の上司
【その人の年齢】
52歳
【縁切りした人の人柄】
ずる賢い性格で、上司へは従順に従い、部下には高圧的な態度で接するような人でした。
50代前半で落ち着いた見た目のわりに、責任転嫁や頼れない営業力など、私も同期の友人も尊敬できる人ではありませんでした。
能力がないにもかかわらず、部長代理という立場であったため、不確かな仕事を振られることが多々あり、非常にストレスを感じました。




【嫌な部分と実害】
私がその人(以下Tさんと呼びます)と出会ったのは、入社してから2か月後でした。
営業職として、先輩社員の方に色々な取引先へ同行させてもらい、この会社での営業方法などを学んでいる中で、Tさんと同行することがありました。
Tさんは世間話やゴルフなどの趣味の話で取引先の方と仲良くしており、営業マンは商品知識だけがあればいいというわけではないと教えてくれました。
また、どんなことでも相談に乗るから気軽に話しかけてくれと言われ、当時はいい上司に出会えたと思いました。
しかし、実際にその上司の下で営業活動を始めると、そんな思いもすぐに霧散しました。
Tさんは客先や上司から与えられた仕事を部下へ丸投げし、すべての責任を部下に押し付けるような人でした。




【決定的な出来事】
私が初めての新規契約を取り、しかし案件の難しさから途方に暮れていた時、Tさんがなんでも相談に乗ってくれると言っていたのを思い出しました。
ベテランであるTさんならどんな意見をくれるんだろうと期待しながら伺った際に言われた言葉は、「その程度の脳みそしかないなら今後営業としてやっていけないぞ」でした。
言われた際には、確かにもっと自分でももっと考えられることがあったと感じ、反省しました。
しかし、その言葉の後に、1時間以上も私の営業力の低さや頭の悪さなどを、周囲へ聞かせるように話したのです。
なぜこんなことを言うのだろうか?と思いましたが、それはTさんの教育方法だったらしく、同じ部署の先輩はまた始まったとばかりに聞き流しておりました。
話している最中のTさんはとても恍惚とした表情をしており、その顔を見て私の中のTさんへの敬意は一切なくなりました。




【当時の心境】
嫌な上司だとわかってからは、とても惨めな思いをしながら働いておりました。
Tさんから押し付けられる案件の対応に追われ、サービス残業を続けているうちに、一生こんなことが続くのだろうか?もしTさん以外の上司に出会えていれば、もっと楽しく営業活動ができたのではないか?などと考え、漠然とした将来への不安を感じておりました。
Tさんへ反発する先輩社員もいましたが、そういった方には徹底的に上述した教育を行い、周囲への信用の低下や本人のモチベーションの低下による売り上げ低迷などにより、退職に追い詰める始末でした。
そういった行為を見聞きし、このままここに居たら私は食いつぶされてしまうと感じました。




【相談と助けてくれた人】
同じ部署や他部署の同期や先輩に相談し、どう接すればいいのかを考えました。
しかし、みな一様に「触らぬ神に祟りなし」といった具合に、具体的な解決案を出してくれる人はいませんでした。
私も解決案を見つけ出せず、Tさんの言いなりになる日々が続きました。




【縁切りのための行動】
Tさんの下で働き始め、半年が経った頃、大型案件が終え、やっと一息つけると思っていた際に、ふと「これだけ頑張っているのに、自分より楽しているTさんの方が稼いでいるんだよな…」と思ってしまいました。
その思いは日に日に積もっていき、ついには、「この奴隷のような日々を終わらせるためには、転職するしかない!」と決意しました。
決意してから、同期や先輩に色々と相談しました。
その際には、「ただでさえ人手不足なのに、今辞めるなんて社会人として無責任過ぎる」と言う先輩もいました。
転職活動をさせないために、Tさんに告げ口をし、結託して仕事を回してくることもありました。
あまりに仕事が多忙だったため、支店長に相談してみましたが、「そのくらいの苦労はみんなしている。
自分だけ甘えるな」
と言われてしまったこともあります。

【決意してから縁切り成功までの期間】
6か月




【縁切り成功のきっかけ】
奴隷のような日々を終わらせたのは、社会人1年目から細々と続けていたWebライターの仕事でした。
プログラミング言語を扱える私は、特にWeb系の開発案件を取り扱っており、SEO対策に関するライティングを月に数本のペースで行っていました。
その活動を見て、Web広告の会社の人事の方の目に留まりました。
いわゆるヘッドハンティングというものにあい、転職活動で難航していた私には渡りに船でした。
それまで様々な転職サイトや転職エージェントを使い、転職活動を行っておりましたが、自分の希望に合致する業務がなく、また数少ない求人への面接も、Tさんや先輩社員からの仕事の押し付けで満足に行動できずにいました。
そんな折に、会社側からの声掛けは、今まで行ってきたことは無駄ではなかったという自信に繋がりました。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
縁を切ってから1年が経とうとしています。
Tさんは今でも部下に仕事を押し付け、部下を使いつぶしていると元同僚から教えてもらいました。
幸い個人携帯などの連絡先を教えていなかったため、Tさんから直接連絡がくることはありません。
また、元同僚もTさんから押し付けられる仕事の量に限界を感じており、転職を考えているようです。
いち早くTさんの奴隷から脱出した私には、そういった同僚や先輩社員から何度か相談を受けることもあります。




【縁切り後の生活】
縁を切ってからは、自分のしたかった仕事をできるようになりました。
ヘッドハンティングしてくれた会社には試験雇用で数か月ほど在籍した後、そこで学んだ事を活かし更にフリーランスとして活動したり、学生時代から興味のあった酪農やCADなどに手を出し、自身のキャリアアップを行っております。
自分に使える時間が増え、自宅は寝るだけの場所ではないと感じ、間違いなく人生が好転したと感じております。



【当時の自分へのアドバイス】
1年前の私は、目の前の仕事に対応することでいっぱいいっぱいで、将来のことを考える余裕などなかったと思います。
しかし、それは大変危険な状況であると今だからこそ言えます。
会社の使い捨ての駒としての人生ではなく、より自分が自分らしく生きるためにどうすれば良いかを考え、行動を起こすべきだと助言させてもらいます。
今私は幸福ではありますが、より早く行動していればと後悔することも多くあります。
早く行動した者には、より早い結果が訪れます。