上司のせいで謝る日々。相手を変える事は出来なくとも自分は成長できた

上司のせいで謝る日々。相手を変える事は出来なくとも自分は成長できた

【性別】男性
【年齢】(縁切りできた当時)
23歳
【職業】(縁切りできた当時)
会社員(塾)





【縁切りした人】
塾の社員
【その人の年齢】
29歳
【縁切りした人の人柄】
身だしなみはしっかりとした清潔感のあるタイプで、整った顔をしたイケメン系の男性社員でした。
空気を読めないのとユーモアがない事で、様々な意味で「どういう事?」と感じさせる発言が非常に多く、悪意は無いのですが、嫌われるタイプでした。




【嫌な部分と実害】
とにかく気遣いと言うものが無い方でした。
私達社員やアルバイトの子に対してはもちろんの事、お客さんである生徒やその保護者の方々に対しても気を遣えず、しょっちゅうお客さんを怒らせては私が対応して謝り倒していました。
そんな時も私に謝ることは無く、それどころか相手が帰った後「そんな事で怒らなくてもいいじゃん。」とよく分からない愚痴までこぼす始末でした。
関係が深くなってきて「でもあれは怒るんじゃないですか?」と軽く反論してみても絶対に非を認める事はありません。
あの人と仕事をしていた2年間であの人の為に謝ったことは数えきれないほどありますが、あの人に謝れたことは一度もありませんでした。
そんなみんなに嫌われている上司ではありましたが、私はいじめみたいな事が大嫌いなため、絶対に孤立させまいと色んな所で小さなフォローを入れてあの人を守ってきたのですが、ついにその慈悲があの人に届くことはありませんでした。
ただ、あの人は私の事を偉く気に入っていたようで、何度も割り勘で食事にも行きました。




【決定的な出来事】
その上司はとにかく報連相が苦手だったのですが、それが原因で私は一切悪くないのに社内で立場が悪くなったことがありました。
私は平社員だった事もあり、弁明するチャンスがありませんでした。
その時も自分より上の社員にビビって何も言えなかったようで、全く何もしてくれませんでした。
さすがに分が悪すぎたので、説明して謝ってくるか私に弁明のチャンスを作ってくれるよう何度も頼んだのですが、結局何もないまま時間が過ぎていき、急に本社から訳が分からないタイミングで転勤の話が回ってきました。
堪忍袋の緒が切れた私は、感情的には切れていませんが、結構キツイ口調と内容で何かするように言いました。
その時も「何でそんなことでキレてんの?」と腑に落ちていないような顔でしたが、ごり押しで丸め込んで言いに行かせました。
丁度その時に私が結構上の上司とコンタクトを取る機会があったので、結局自分で解決する事が出来ました。
その時も「良かったじゃん!」とすごい笑顔で言われ、「お前のせいやろ!」と喉まで出かかりましたが、何とか止めました。




【当時の心境】
「この人の良いところを見つけよう!」と頑張っていましたが、観察と分析の中でどんどん嫌いになっていく毎日でした。
上司だからと言ってどこまで耐えなければいけないのか良く分からなくなって軽いうつ状態になり始めていました。
最後の3カ月くらいは嫌いすぎてどうでも良くなっていました。




【相談と助けてくれた人】
相談してしまうと、校舎内の空気が悪くなることが仕事をさらに悪化させると感じて誰にも相談していませんでした。
また、1校舎に社員は2人しかおらず、他の校舎や社員と関わることが非常に少なかった為、相談できるレベルの上司が居ませんでした。
なので、ストレス耐性のトレーニングだと考えてただひたすら耐えていました。




【縁切りのための行動】
自分の中に常識をしっかりと持って冷静に対処するようになりました。
感情的になったり、ズバズバ意見を言ったりしてしまうのは自分としても良くはないと思ったので、いかに常識に合わせて反論していくように癖づけていました。
例えばその人がお客さんを怒らせて愚痴ってきたときも、それまでは腹が立っても聞いていましたが、「でもあれは怒って当然じゃないですか?」と反論し、そこから何を言われても論破していく姿勢を取りました。
そして最後に「生徒に楽しんでもらえる校舎にしましょうよ!」というような綺麗な理想を掲げる事でそれなりにそこまでに吐いた毒を中和していました。
とはいえ、最後の2週間くらいはあの人の失態が酷すぎてイライラしていたのでそんな中和もほとんどしていませんでした。
ただ、礼儀だけは絶対にケチをつけられないように客観的に自分の発言に注意を払い続けました。
あくまで、「良い仕事をするにはどうすればよいか?」と言う議論の内に収まるように気を付けていました。

【決意してから縁切り成功までの期間】
半年




【縁切り成功のきっかけ】
最終的には私が全てを言いました。
気遣いのできない人はちゃんと言わないと分かってくれないと感じたからです。
私がいかに彼を守ってきたか。
また、彼がいかに私を守らず、あろうことか私に迷惑をかけ続けてきたか。
冷静に、一切のユーモア無しで真剣に語りました。
そうすると毎日のように来ていた誘いもなくなり、気が付けば校舎内でも勝手に孤立していきました。
私は、たとえ自分が嫌いな人でも孤立したり不幸になることが嫌な性格なので、4月の定例異動までなんとかしようとしましたが、ついに向こうから逃げるように去っていきました。
やれることは全てやったと思っているので一切の後悔はありません。
最後の2週間くらいは仕事上の必要不可欠な会話以外はほとんど会話はありませんでした。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
縁を切ってからは1年ほどが経ちましたが、私は嫌いな人には一切興味が無い性格なので、あまり深くは知りません。
噂ではめちゃくちゃ怖い上司とペアになったと聞きましたが、そこで上手く鍛えられて気遣いを感じる事の出来る大人になってくれればなとは思います。
とはいえ、2度と関わりたくないですが。




【縁切り後の生活】
一気に重荷がおりた様な感覚です。
一つだけ感謝していることはこの経験を通して色んな意味で強くなれた事です。
今では多少のポンコツ程度なら上手く対応できる自信がありますし、勉強を教える能力にもつながっています。
その人の事を観察、分析する中でついた観察眼で生徒の理解していない部分がすぐに分かるようになりました。



【当時の自分へのアドバイス】
出来るのであればもっと上手くやるように言いますが、それも結局あの経験を経た今の自分でしかできない事であることも重々承知なので、一生懸命自分とその人と仕事に向き合うように伝えます。
ただ、友達くらいにはプライドを捨てて相談をするように伝えたいです。
その結果がどうであれ、一回吐き出す事は必要だったと思います。