【24歳女子】ネトゲで出会った粘着質な男性から逃げ切った話。ネット上ではいい人でも、現実も同じとは限らない。

【24歳女子】ネトゲで出会った粘着質な男性から逃げ切った話。ネット上ではいい人でも、現実も同じとは限らない。

【性別】女性
【年齢】(縁切りできた当時)
24歳
【職業】(縁切りできた当時)
フリーター





【縁切りした人】
ネットゲームで知り合い、オフ会を通じて知り合った男性。
【その人の年齢】
31歳
【縁切りした人の人柄】
リアル、ネットゲーム問わず周囲からの信頼が厚く、面倒見の良い性格でした。
しかしノリを重視しすぎてしばしばハメを外す人で、身内と認定した人への扱いは雑でした、
容姿はやや小太りで、度がきつい眼鏡をかけており、その時の機嫌がすぐ顔に出る人でした。
職業はご両親の経営する食品関係の工場勤務でした。
ネットゲームに毎日ログインしては、かなり夜遅くまで遊んでおり、オフ会にも積極的に出かけていたようです。




【嫌な部分と実害】
ネットゲーム内で同じコミュニティに所属しており、なにかと誘われては一緒に遊ぶことが多く、ゲーム知識も豊富で信頼できる友人でした。
そのコミュニティのオフ会で出会った際も盛り上げ上手の気配りさんで、感心したのを覚えています。
しかしそのオフ会の後、「◯◯(私)さんって女性だったんだね、それに胸も大きくて俺好み、なんちゃって。
よかったらオフでも仲良くしたいな」

というようなメールが来ました。
異性としては全く意識していない人からそういう目で見られたこと、信頼していた相手からのいきなりのセクハラメールに困惑と恐怖に襲われました。
その日以降、ゲームにログインする度真っ先に話しかけられ、誘いを断るとコミュニティのチャットやSNSで
「私さんにつめたくされちゃった、悲しい」
とわざわざ発言し、他のメンバーやフォロワーから慰められたり茶化されたりするのが苦痛で仕方ありませんでした。
同時に、SNSでの私のつぶやきを監視して、いいねはもちろん、なにかとリプライをつけるようになりました。
また、LINEでは何かと「今何してる?」「ひまー」など、返信に困るような話を振られ、2人で会おうと何度も誘われました。
それと同時に、なぜかみんなの前で「こいつはトロいから」
「私ちゃんって天然だよね笑」「俺がいないとダメな子」
と、私を下げて、面倒見てあげてる自分はすごい、というマウントを取り始めました。
周囲も彼を持ち上げる流れになります。
また、性的な話を振られ、答えに詰まったりスルーしても「俺は経験豊富だから」と自慢話が始まり、聞きたくもないオフ会からのお持ち帰り話を聞かされることも度々ありました。
彼はコミュニティの中心人物であり、いくら私が否定しても、
「照れ隠しだね」といった反応をされ、思い悩んでいました。




【決定的な出来事】
それでもコミュニティにいたくて、2度目のコミュニティのオフ会に行った時のことです。
居酒屋の個室貸し切りで、なるべく隅っこの方にいて目立たないようにして過ごしていました。
何かと話しか蹴ようとする素振りを見せましたが、離れた席にいた為、回避できていました。
しかし解散、という時になり、二次会に行こうとするメンバーと別れて駅へ向かっていると、後ろから声をかけられました。
彼でした。
走ってきたのか息が乱れていました。
夜道でしたし、なにか嫌な予感がするので無視して去ろうとしたら急に腕を掴まれました。
「私ちゃんが好きなのに、どうして無視するんだ!」
不機嫌をあらわに、大声で怒鳴られ、パニックになった私は咄嗟に腕を振り解き、逃げました。
しばらく追いかけてくる声と足音が聞こえましたが、何度か曲がったりしたりしつつコンビニにたどり着き、女性用トイレで数分ほど過ごしました。
スマホにはたくさんの着信とLINEが届いていて、怖くてしょうがないので弟を電話で呼び、車で迎えにきてもらいました。




【当時の心境】
ゲームは楽しいし、コミュニティの他の人と話したり遊ぶのがネットゲーム初心者の自分には新鮮でした。
しかし、彼もそこにいるとき、楽しい気持ちにいつも重石がのったような気持ちで過ごしておりました。
自分の不用意な発言が、行動が、彼の自慢話や弄りに発展するのを恐れて、いつしか自発的に何かをすることもなくなっていました。
こんなことになるならオフ会に出なければよかったのだろうか、そもそも自分が悪いのではないか、とずっと思い悩んでいました。




【相談と助けてくれた人】
同じコミュニティで、率先して初心者の面倒を見る女性に相談しました。
この方に誘われてコミュニティに入ったのもあり、信頼していました。
しかし、どんなに普段の発言が苦痛か訴えても
「それは、彼が私ちゃんのことを気に入ってるからだよ」
「気にしすぎだよ、嫌なら嫌って言えばいいよ」
と、理解してもらえず、むしろ彼と私を2人きりにさせなよ、と周囲に発破をかけたりしていたことが、後にわかりました。
リアルの友人にはゲームの中のことなんて、とてもじゃないですが相談できませんでした。
例の追いかけがあった際、迎えにきてくれた弟は、ゲーム好きなので話しました。
「なんで相談してくれなかったの!」と怒られた後に、
「もうそのゲームをやめるか、新しいアカウントでやり直せばいい」とアドバイスしてくれたことで、縁切りを決意しました。




【縁切りのための行動】
まずはしばらくログインしないようにしました。
すると、彼からの謝罪や告白の他に、心配したコミュニティメンバーからのLINEやメールが届きました。
彼との間に何があったのかわからない様子でしたが、先述の相談した際の流れを繰り返したくなく、詳細を伏せて、
「リアル事情でゲームを休む、またログインしたら遊んでほしい」と伝えてまわりました。
これらは弟の監視とアドバイスがあったからこそできました。
先述の、コミュニティメンバーで相談した人からは、
「もしかして本当に彼のことが嫌だったの?ごめんね」
と謝罪され、周囲を焚き付けていたことも白状されました。
彼は「あの時のことを謝る、でも好き、電話したい、どうしたら許してくれる?」
というような内容のメッセージを、SNS、LINE、メールで何通も送ってきました。

【決意してから縁切り成功までの期間】
約1週間




【縁切り成功のきっかけ】
安易に彼からの連絡をブロックできず、しかしゲームにログインするのは怖く、という日々が1週間ほど続きました。
それで改めて弟に相談すると、
「姉ちゃんはまだそのゲームで遊びたい?」
と聞かれました。
そこで、もう遊びたい気持ちがなくなっていることに気づき、弟に見守ってもらいながら、ゲーム、SNSのアカウント削除をしました。
同時にメルアドも変え、LINEでも関係者全員をブロックしました。
その瞬間、すごくホッとしました。
もうそのゲームは遊んでおらず、以降誰からも連絡は来ておりません。
最初は通知音でも飛び跳ねてしまうくらい怯えていたのですが、1ヶ月すぎてそれも落ち着きました。
弟のおかげもあり、縁切りできました。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
縁切りしてから六年が経ちました。
ふと、彼らはどうしているのだろうと、SNSの別アカウントで検索してみると、既にコミュニティは無くなっていました。
彼の名前を検索しても、数年前に彼の呟きに誰かがリプライしているのだけが残っていて、彼自身のアカウントはなくなっていました。
何人かのコミュニティメンバーはまだ同じネットゲームで遊んでいる様子でしたが、接触する気にもなれず、以降目にすることもありませんでした。




【縁切り後の生活】
楽しいはずのゲームで恐ろしい目に会いながらも、でも、だって、と行動できず苦痛に耐えていた時間がもったいなく思います。
楽しいこともありましたが、それ以上に苦しいことの方が多く、二度とネットゲームを通じてリアルの交友を広げようとは思いません。
いつか、笑い話になるまで記憶が風化したら、別のネットゲームをやってみたい気持ちはあります。



【当時の自分へのアドバイス】
ネットゲームでいい人でも、リアルでもそうだとは限りません。
気軽に連絡先を教えてはいけません。
オフ会に行くのは金輪際やめましょう。
もし、楽しさと苦しみの狭間にいるのなら、コミュニティとは無縁の身近な人、弟にさっさと相談するべきです。
1人で悩み続けてもただ苦しみ続け、堂々巡りになり、ろくに眠れなくなるだけです。