【母親と縁切り】洗脳に近いような幼少期からの毒親の言動から解放されて、やっと一人の大人になれた。

【母親と縁切り】洗脳に近いような幼少期からの毒親の言動から解放されて、やっと一人の大人になれた。

【性別】男性
【年齢】(縁切りできた当時)
34歳
【職業】(縁切りできた当時)
無職





【縁切りした人】
実の母親
【その人の年齢】
58歳
【縁切りした人の人柄】
プライドが高く、自分の好みから外れる人をとことん陰で貶めるタイプ。
外見は目立たずこざっぱりという感じ。
父親と結婚して以来、基本的に無職。
特技は料理だと思う。
生活態度はすべて自分が正しく、自分以外のやり方は例えば野菜の切り方ひとつでもぐちぐちと悪口を言う。
本人曰く人望があって人が寄ってくると言うが、友人らしい友人を見たことがない。




【嫌な部分と実害】
子どものころから髪型から服からしゃべり方まで常にけなされて育てられていた。
自分の夫(私の父親)に対してはもっとひどく、やることなすこと常に馬鹿にする態度で家の雰囲気が悪かった。
が、子どものころの自分は他の家庭を知らないため、それが普通と思ってある程度大きくなるまで生きてきた。
思春期を迎えてから人との関係を築くことが出来ない自分に気付き、長い時間をかけて幼少期のトラウマを見直した経験がある。
家族内で安心できないのが何より一番つらかった。




【決定的な出来事】
自分の子どもが生まれて、親にとっても初孫だったため、過去のいやだった記憶は封印して家族のフリをしていたが、幼少期と同じようにことあるごとに悪口を言われ、それが父親に対しても変わっておらず、だんだんと同じ空間にいること自体がストレスになってしまった。
自分の精神状態がおかしくなって、私と私の妻の間の関係も悪くなりかけていたので、思い切って親と一切の連絡をとることを辞めた。
ただ、息子にとってはやさしいおばあちゃんだと思うので、私の決断は家族には強要していない。




【当時の心境】
母親が同じ空間にいないとすごくリラックスして過ごせているのに、同じ空間に入ってくると今日は何を言われるのかと身構える自分がいた。
それが当たり前すぎて気づけなかったが、嫌なことは嫌だと正直に妻に相談することで体制を整えて心穏やかに過ごすことができた。
今でも嫌悪感があるので、まったく後悔も不安もない。
時々、親が死んだときはなにかやらなければならない義務があるかもしれないと思うが、嫌なものは嫌だでいいんだとすがすがしい気持ち。
もう二度と我慢しないと心に誓った。




【相談と助けてくれた人】
妻に相談した。
妻と話しているうちに過去の嫌だったことがすこしずつ糸をたぐるように思い出されてきて、妻への相談は一種のセラピーのような感じだった。
30歳をすぎた大の大人だが、思い切り泣いたことですっきりとした。
子どものころから当たり前の光景だったので、慣らされていた。




【縁切りのための行動】
特に頑張ったことはなく、自分が自分自身の気持ちをゆっくりと見つめることだけだった。
嫌なことを我慢して、我慢していることにも気づかずに過ごしていたので心身ともに非常に具合が悪かったが、今はとても気持ちがいい。
連絡もとれないようにした当初は、人づてに母親が私の悪口を言っていることを聞いて多少嫌な気持ちになったが、それが彼女の精一杯の精神バランスをとる方法なんだろうと思った。
会うことも連絡をとることもなくなって3年近く経つが、最近、妻経由で食べ物の贈り物などをしてくることが増えた。
本人は贖罪のつもりかもしれないが、過去のさかのぼった一切の幼少期の私に対する言動を謝罪されたとしても許せるかどうかいまだに自信がない。

【決意してから縁切り成功までの期間】
即決断して実行した。
縁を切ろうと思い立ってから翌日にはもう連絡先を消して会ってもいない。




【縁切り成功のきっかけ】
結婚して子どもが生まれて、幸い経済的にはなんとかなりそうだったので、会社を辞めて地元に戻った。
ずっと地元で過ごすつもりはなかったが、息子が幼稚園にあがるまで、じいじばあばと会える環境というのも子供にとってもいいかもしれないと思ったのと、地元が北海道で自然の中で遊ぶ体験をしてほしいと思ったからだった。
地元を離れて15年以上たっており、その間母親とはほとんど会うことがなかったので毒親っぷりを忘れていた。
地元に帰った直後からだんだんと昔の嫌だった記憶が思い出されて私の精神バランスが崩れていった。
それでも時々は一緒に食事をしたりしていたが、上っ面だけで付き合うだけの家族になんの意味があるのかと思い、縁を切ることにした。
その間、自分が何を我慢しているのか自分自身で分からず、非常に苦しんだ。




【その人との経過】
縁切りして、連絡も一切取っていない

【現在の関係】
縁を切って3年近くたった。
母親は私の父親と弟と一緒に住んでいるがその同居人たちとも一切の連絡をとっていない。
初めのころは私の悪口を言っていると聞いた。
が、最近になって明太子やら鮭の切り身やらを妻づてに渡してきたり、父親が会いたいと言っていると妻に言付けを頼んだりしてくるようになった。
3年も経つと基本的に精神的に落ち着いて生活できているので気持ちわるいなあとしか思わなくなった。




【縁切り後の生活】
基本的に精神的に落ち着いて、リラックスしている時間を持てている。
が、時々なにかのタイミングで昔のことが思い出されてとても精神的に落ち込むことがある。
本当は精神科にかかるべきだと思うが、とても落ち込んだときは大酒を飲んで紛らわしている。
決断自体は非常に良かったが、過去の経験したことは簡単には消すことは出来ないということも経験しているところ。



【当時の自分へのアドバイス】
もっと人にやさしい人間に育つべきだった。
もっと本を読んで外の世界を勉強するべきだった。
と思うが、生まれた頃からいる環境を自分で疑うことはすごく難しいことだったとも思うから、強く生きるしかないなと思った。
未来に楽しいことはあるし、他人と比べることをせず、自分の心が向く方向へ素直に進んでいったらいいと思う。